Cooking Rebun

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日本最北限・北海道礼文島暮らし

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冬の礼文島でスノーハイクを楽しむ方法

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こんにちは、地域おこし協力隊のはやとです。夏の礼文島観光の醍醐味といえばトレッキングですが、礼文島は冬でも歩くことができます。私も、週末はスノーハイクをガイドの方と一緒に楽しんでいます。夏とはまた違う、山歩きをすることができます。雪道をひたすら登っていると、ふと人生について考えてしまいます。

 

今週のお題「私のタラレバ」ということで、この記事では、もしも読者のみなさんが冬の礼文島でスノーハイクをしたいと思ったときに用意すべき必要なもの(こと)をお伝えします。

 

目次

 

スノーハイクって?

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スノーハイクとは、スノーシューを履いて、雪道を歩いて楽しむ活動のことです。雪が積もっている場所を歩くことができるので、夏とはまた違った面白さがあります。

ただし、雪道ゆえに危険なので、必ずガイドや道をよく知っている人と一緒に行ってください。

 

用意するもの(こと)

0.礼文島に来る

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まずは渡航計画を立てましょう。 

0-1.じゃらん

0-2.トリップアドバイザー

 

1.ガイド

 私の知り合いのガイドである鹿川さんを紹介させていただきます。

彼女は一年を通して礼文島でトレッキングガイドをやっていらっしゃいます。

下記のサイトから予約できるので、島を歩きたいという方はぜひ予約してみてください。

 

礼文島自然ガイド:

http://www.rebun-guide.jp/index.html

 

 2.スノーシュー

 スノーシューを選ぶときは、かかとを上げて固定できるかどうかで選ぶのがいいと思います。ヒールのようにかかとを固定できれば、登るのが楽になります。

 

3.ストック 

シナノ(SINANO) CX-ファルコン RD 120   23058

シナノ(SINANO) CX-ファルコン RD 120 23058

 

ストックがあるととても楽です。 

 

4.ソリ(任意)

ソリはなくてもいいですが、あるとソリ滑りができて面白いです。

 

上記1〜3が揃えば、スノーハイクを満喫することができるでしょう。 

おわりに

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天気の良い日の冬の礼文島は本当に最高です。私が味わった感動を、ぜひみなさんにも味わっていただきたいです。

 

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北海道礼文島生活:離島暮らしでもお家で本格派のコーヒーを楽しむ方法

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こんにちは。地域おこし協力隊のはやとです。離島で暮らしていると都会にいた頃のように美味しいコーヒーを飲む機会が少なくなります。シングルオリジンのコーヒーは、残念ながら礼文島にはありません。ですので、私は通販を駆使して家で美味しいコーヒーを飲んでいます。

 

※島に美味しいコーヒーが飲めるカフェはあります。私もよく利用しています。

 

cookingrebun.hatenablog.com

 

 

この記事では、離島の一人暮らしでも都会と同じような美味しいスペシャルティコーヒーを楽しむ方法をお伝えします。

今週のお題「私のタラレバ」に合わせて、もし北海道の離島でおうちカフェをしたら、どんなものが必要になるかをまとめてみました。

離島に住んでいなくても、本格派の「おうちカフェ」をやってみたいという人に役立つように書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

今回紹介するのは、私が横浜に住んでいたころ近所の「SHIBA COFFEE」のマスターに聞いたものです(定期的にコーヒーセミナーをやっているので、近所の人はぜひ行ってみてください)。淹れ方はハンドドリップです。

 

「SHIBA COFFEE」

https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140504/14046122/

  

目次

 

用意するもの(必須)

おいしいコーヒーを入れるために準備するものを紹介します。まずは、以下の1〜4を揃えましょう。

1.ドリップポット

 

2.ドリッパー

コーノ式ドリッパー 1?2人用(MDN-21)

コーノ式ドリッパー 1?2人用(MDN-21)

 

 

 

3.ペーパー

コーノ式ペーパー 1?2人用 100枚入り

コーノ式ペーパー 1?2人用 100枚入り

 

「SHIBA COFFEE」のマスターいわく、ドリッパーもペーパーもKONOの円錐の形がオススメだそうです。

 

4.コーヒー豆

私はコーヒー豆は「コーヒーの教科書」で有名な堀口珈琲から通販サイトを通して取り寄せています。日本最北限の離島であっても、注文してから3日ほどで届けてくれます。(宅配業者すごい......)

 

www.kohikobo.co.jp

 

用意するもの(任意)

5.ミル

Kalita ナイスカットミル (シルバー)

Kalita ナイスカットミル (シルバー)

 

 

コーヒー豆を挽くためのミルです。これはとりあえずはなくてもいいです(ない場合はお店で挽いてもらいましょう)。

 

コーヒーの淹れ方

文字で説明するよりも、以下の動画をみた方が早いので、参考にしてみてください。これさえ習得すれば、あなたはもうおうちカフェのマスターです。

www.youtube.com

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。離島暮らしを少しでも快適に過ごすためのライフハックとしてお伝えしました。この記事が、離島暮らしのみならず、日々の暮らしを少しだけアップデートしたいと考えているすべての人のお役に立てればと思います。

 

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礼文島のフェリー事情、東京から礼文島までのアクセス

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(写真は地蔵岩)

 

 こんにちは。地域おこし協力隊のはやとです。この記事では、離島である礼文島のフェリー事情、東京から礼文島までのアクセスについて紹介します(※2017年現在)。

 

目次

   

礼文島のフェリー事情

フェリーは、礼文島と外の世界をつなぐ唯一の交通機関です。10年ほど前は礼文空港があったらしいのですが、今は休港になっているため飛行機は飛んでいません。

 

ハートランドフェリー礼文島とお隣の利尻島、そして稚内を結んでいます。所要時間は礼文島利尻島間で45分、礼文島稚内間で約2時間です。

観光客の多い夏は1日4便、冬の間は1日2便です。

 

礼文島稚内の時刻表はこちら:

www.heartlandferry.jp

 

フェリーは、波の高さによって欠航になったりします。欠航になるかどうかは当日までわかりません。おおよその目安として、波が4m以上だと欠航になると言われています。

そのため特に冬の間は、島の外に何か用事があった場合、天気予報とにらめっこして、欠航しそうであれば早めに島を出ることがあります。

 

欠航になるとコンビニの棚から物が消えてしまい、島外からの宅配が届かなくなるあたりは、離島暮らしのデメリットですね。

 

東京から礼文島までのアクセス

普通、東京から礼文島へ行く場合、 

 

羽田空港HND) → 飛行機(約2時間) → 稚内空港(WKJ)→ 宗谷バス稚内のフェリーターミナル → フェリー(約2時間) → 礼文島香深のフェリーターミナル

 

になります。羽田から稚内までは直行便で2時間で着くので楽です。接続がうまくいけば半日ほどで東京から礼文島に着くことができます稚内空港新千歳空港を結ぶ便もあるので、全国の主要都市から1回の乗り継ぎで稚内まで行くことができます。

 

また、安く済ませたい場合、主要都市から新千歳空港までLCCを利用し、そこからバスで稚内まで行き、礼文島行きのフェリーに乗るという手もあります。

礼文島ホテルの予約

おわりに 

いかがでしたでしょうか。機会があれば、ぜひ一度礼文島を訪れてみてください。うになど、魅力的なものがたくさんありますよ。

 

北海道礼文島観光案内:夏の礼文島を代表する有名な海産物 -うに、のな-

f:id:hayato_kat:20170131230041j:plain(写真はうにをとる磯舟。波がないときのみ漁ができる)

 

こんにちは。地域おこし協力隊のはやとです。礼文島と言えば、うに。この記事では、夏の礼文島旅行の目玉のひとつである「うに」「のな」を紹介します。(随時更新予定)

 

目次

 

うに、のなって?

礼文島では2種類のうにが採れます。エゾバフンウニと、キタムラサキウニです。エゾバフンウニは6〜8月、キタムラサキウニは3月〜9月に漁があります。

島ではエゾバフンウニはそのまま「うに」、キタムラサキウニ「のな」と呼ばれています。

ムラサキウニはバフンウニよりも大きくて、紫色をしています。身は茶色くてあっさりしています。

バフンウニの殻は灰色で、身はオレンジ色で濃厚な食感です。

 

一般的にはのなよりもうにの方が高級とされていますが、のなの方が好きという島の人も意外に多いようです。ちなみに、私自身はうにの方が好きです。

 

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(写真は海鮮処かふかの二色丼。バフンウニといくら)

 

礼文島のうにが美味しい理由

(1)礼文島のうには利尻昆布を食べて育っている

礼文島のうにが全国のうにの中でも特別美味しいのは、うにが高級な利尻昆布を食べているからだと言われています。実際、生きたうにやのなをカチ割ってみると、中から利尻昆布が出て来ます。

 

(2)礼文島のうに、のなはミョウバンを通していない

うには通常、数日で溶けてしまします。ですので、普通都会などで出回っているうにはミョウバンを通すことで、溶けないようにしています。加えて、ミョウバンに通すと色が良くなるそうです。

ですが、うにをミョウバンに通すと苦くなってしまいます。はっきり言って味が変わってしまうのです。一方、礼文島のうにはミョウバンを通していないので、本当に美味しいです。一度礼文島のうにを食べてしまったら、もう二度と他の場所でうにを食べることはできなくなるでしょう。ぜひ、一度島に来てご賞味ください。行けないよという方は、うにの缶詰が船泊漁業組合から出ているので買ってみてください。

 

 

美味しいうに丼が食べられる店

(リンクは食べログ

 

○武ちゃん寿司

https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1001183/

 

○炉端 ちどり(ここは「ほっけのちゃんちゃん焼き」もおすすめ)

https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1007832/

 

海鮮処かふか

https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1005453/

 

○あとい食堂

https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1004613/

 

ホテルの予約

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関連記事:

matome.naver.jp

  

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北海道礼文島生活:島暮らしで衝撃を受けた美味しい海産物3つ -タコ、ボタンエビ、つぶ貝-

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(写真は船泊村あとい食堂の海鮮丼)

 

こんばんは。地域おこし協力隊のはやとです。この記事では、私が礼文島に来て衝撃を受けた美味しい海産物3つを紹介します。

 

(私が島に来た経緯は以下の記事を読んでください)

cookingrebun.hatenablog.com

 

目次

 

(1)タコ

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島に来て間もないころ、隣に住むおばあちゃんにいただいたのが上記写真のタコです。食べてみて、本当にびっくりしました。今まで私が本州でタコだと思って食べていたものはいったいなんだったのか。あれはただのゴムだ。そう思ってしまったほど、タコの美味しさは衝撃的なものでした。

 

(2)ボタンエビ

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島ではボタンエビがとれます。島のボタンエビは大きくて、身が透明でぷりぷりしています。本当に鮮度の高いものは、刺身にして頭も食べてしまいます。頭のミソは本当に美味しいです。ちなみに、船泊村では漁業組合直営店「あとい食堂」でエビやウニを堪能することができます。(記事はじめの海鮮丼)

 

○あとい食堂(夏季のみ)

住所:北海道礼文郡礼文町船泊村金田ノ岬

https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1004613/

 

(3)つぶ貝

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つぶ貝は、私は島に来てからはじめて食べたのですが、これもまた美味しいです。刺身にするもよし、酒蒸しもよし、焼いてもよし。酒のつまみにぴったりです。写真のつぶ貝は香深村の漁業組合直営店「海鮮処かふか」で食べたものです。

 

海鮮処かふか

住所:北海道礼文郡礼文町香深トンナイ558-1

https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1005453/

 

いかがでしたでしょうか。やはり、礼文島で手に入る海産物の鮮度は都会とは全く違います。

 

他にもウニ、いくらなど、驚いた食材はたくさんありますので、随時記事を書いていきたいと思います。

 

 

礼文島ホテルの予約:

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他の食材についての記事:

cookingrebun.hatenablog.com

 

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北海道礼文島生活:冬の珍味「たちかま」

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こんばんは。地域おこし協力隊のはやとです。今日、私の大好きな「たちかま」をいただいたのでレポートします。

 

「たちかま」は、たちのかまぼこです。「たち」は鱈の白子のことです。たちはそのまま茹でてポン酢につけるのも美味しいのですが(通称たちぽん)、私はかまぼこにしたほうが好きです。

 

このたちかま、ものすごく美味しいです。この美味しさをどうやって伝えればよいのかわからないくらい美味しいです。本当にうまい。ポン酢で食べたり、味噌汁の具にしたりします。酒のつまみにも最高です。

 

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たちに塩をかけてすりつぶし、裏漉しをしたあと茹でるとたちかまになるのだそうです。

 

とても貴重なものですので、島にいても滅多に手に入りませんが、居酒屋のメニューであることはあるので(フェリーターミナルそばの「海鮮かふか」で見たことがある)、冬の礼文島にきたらぜひ一度探してみてください。

 

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その他の私が好きな珍味:

cookingrebun.hatenablog.com

北海道礼文島で冬を越すために必要なもの

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今週のお題「冬の寒さ対策」ということで、北海道礼文島で冬を過ごすための寒さ対策、もう少し広げて礼文島の冬の生活のマストアイテムをお届けします。

 

私は本州の出身であり、北海道に住むのは初めてだったので、冬が来る前は戦々恐々としていました。私が今まで過ごした場所はみな、雪がほとんど降らない場所だったのです。マイナス十何度などという気温は、想像もできなかったです。

 

当然、雪国用の防寒具など持っていなかったので、島の人の話を聞きながら揃えました。以下、買ってよかったものを紹介します。これから礼文島や北海道など雪の降る寒い地域に移住する人のお役に立てればと思います。

 

目次

   

スノーブーツ

雪の中でも歩けるスノーブーツ、もしくは冬用の長靴は必須アイテムです。いろいろ調べた結果、SORELのカリブーウールがかっこよかったので購入しました。とても気に入っています。マイナス40度まで耐えられるそうです。

実際、島でSORELのブーツはよく見かけます。

 

 

ヒートテック

ユニクロヒートテックはぜひとも買っておきたいです。特に、島にはユニクロがないので、移住する前に買っておいたほうがよいでしょう。

 

ママさんダンプ(通称ママダン)

 なんだそれ?と思ったことでしょう。ママダンとは、雪かきのときに使う大きなシャベルのようなものです。スコップよりも多くの雪を楽に運ぶことができます。礼文島の人はおそらくみんな持っていると思います。

 

 

以上です。とりあえず、これだけあればなんとかなります。というのも、北海道の建物はみな冬のことを考えて作られており、窓は二重窓、玄関も二重になっています。どの家にも強力な石油ストーブがあり、公共施設の暖房は暑いくらいです。なので下手に厚着をしていると、部屋の中で地獄をみることになります。

車に乗る場合、スタッドレスのタイヤにすることはもちろん、ワイパーも冬用のものに変えます。

 

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(超強力石油ストーブ。家の外にある油を入れる大きなタンクとつながっている。タンクは各家庭に備え付けられており、 ENEOSなどのガソリンスタンドに頼んで油を入れてもらう。タンクを満タンにすると3万円以上かかり、入れても1〜2ヶ月でなくなってしまう。冬の暖房費はとても高い)

 

究極の寒さ対策は、慣れることです(笑) この記事が、礼文島に移住する人のために少しでもお役に立てればと思います。

 

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