北海道礼文島基礎知識:「礼文島産利尻昆布」について
みなさん、利尻昆布をご存知でしょうか?京都の料亭でも使われるような高級昆布。利尻島でとれる昆布.....。
実はこの利尻昆布、利尻島だけではなく、礼文島でもたくさんとれます。「利尻昆布」とは学名で、礼文でとれた利尻昆布は礼文産の利尻昆布と言います。ややこしいですね。
私が島に来たとき、島の人から「利尻昆布は礼文でもとれるんだよ。知っておいてね」と何度も何度も言われました。よほど知ってほしいのでしょう。礼文町長から直々に説明を受けたこともあります。
礼文島のバフンウニ(現地の言葉では「がんぜ」・あるいはただ「うに」といいます。これに対してムラサキウニは「のな」と呼ばれています)は利尻昆布を食べているから美味しいのだと言われています。
夏の朝、波が高くなければ昆布漁の舟をみることができます。とった昆布は、乾燥させて商品にするそうです。
昆布には、天然と養殖があります。天然の方が黒くて美味しいですが、養殖でも十二分においしいと個人的には思います。下記のリンクは私が住んでいる日本最北限の村・船泊村の漁業組合が出品しているものです。品質は折り紙付きです。
ちなみに船泊漁業組合が出している醤油もおいしいです。料理好きの東京の友人に贈ったら非常に喜ばれました。この醤油を全部使ってみるとわかるのですが、容器の中に利尻昆布が入っています。我が家でも愛用しています。
- ジャンル: 食品 > 調味料 > しょうゆ > 刺身しょうゆ・だししょうゆ
- ショップ: 礼文島 船泊漁業協同組合
- 価格: 1,134円
礼文では、昆布を干すバイトがあります。もらえるお金はいいのですが、とてもきついらしいです。。。
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