北海道礼文島基礎知識:香深村と船泊村について
こんにちは。今日は、礼文島の基礎知識として、島の南の香深(かふか)村と北の船泊(ふなどまり)村という2つの地区について紹介します。
香深と船泊って?
平たく言えば、島の南側が香深、北側が船泊です。
礼文島は1959年に町政が施行され、現在の島の行政単位は礼文町です。1956年に対等合併する以前、島には香深村と船泊村があり、役場もそれぞれにありました。礼文町の役場は香深にあり、船泊には支所が置かれています。
礼文町の住所は北海道礼文群礼文町大字香深村・大字船泊村のどちらかしかありません。大字の次に字○○と続きます。
(フェリーを離島料金で乗るための申請書。島民なら使えます)
現在でも、「香深の人」「船泊の人」と言ったりします。それぞれに漁業組合があり、漁業権も別です。お祭りもそれぞれでやったりします。同じ島でも、両地区は文化が違ったりします。
香深地区
島の南側です。役場やフェリーターミナルがあります。郵便局・稚内信用金庫・マリンストア・中村商店・中島商店などがあります。観光名所としては桃岩展望台・地蔵岩・猫岩などがあります。
船泊地区
内路郵便局を挟んだ北側が船泊村です。郵便局・マリンストア・丸竹などがあります。船泊村は大備(おおそなえ)のレインボー商店街が中心地になります。観光名所は、スコトン岬・澄海岬・ゴロタ岬・久種(くしゅ)湖などがあります。
もし、礼文島に旅行することがあったら、出会った島の人に「香深の人ですか?それとも船泊の人ですか?」と尋ねてみてください。
参考文献
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